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「吹田特別」の馬連・馬単オッズの逆転現象 |
2006/03/13 16:55 |
分室に寄せられたmidwinter氏のコメントで指摘された3/11阪神最終レース「吹田特別」の馬連、馬単オッズの逆転現象だが、少し遡ってみたがこのような現象は見当たらなかった。やはり非常に「特異な現象」と言っていいだろう。 単勝が連勝よりも過剰に売れたりするのは、その茶碗の大きさの違いやクラブ馬主など様々な要因で日常茶飯事化しているが1種類の馬単のみが過剰に売れ、それがテキチュウ馬券となるというという現象は非常に「胡散臭い」現象と言える。 主催者発表によると当該レースの馬単発売票数は1779613票で内15906票(24番人気)がテキチュウ馬券となり8260円を払い戻した。このテキチュウ票の内約9000票が通常以上に売れた票と推定できるから7000万以上の配当を受けたことになる。下級条件戦という茶碗の小さいステージでも、このような事案が存在することに非常に驚いている。 | 馬単オッズ人気順一覧上位30傑 |
| 比較する為に4番人気馬ローズカクテルからのオッズ構成を並べてみたが同馬から3番人気馬ウインカーディナルへの馬単オッズは111.8倍であったからこの9番人気馬から3番人気馬への馬単オッズ82.6倍が如何に異常かが解る。 しかも、サクラギャラクシーから買われた馬単馬券のなんと3割強が3番人気馬への馬券へ集中しているのである。つまり当たり馬券のみが異常に売れていたことになる。仮にこの資金投入(約90万)を単勝で行った場合に多分、サクラギャラクシーの単勝オッズは20倍を遥かに切ってしまうだろう。この集中票はサクラギャラクシーが勝つだけでなく2着には必ずウインカーディナルが来ることをも解していたと判断するのが妥当ではないだろうか。 | 9番人気馬サクラギャラクシーからの集票構成 |
| 4番人気馬ローズカクテルからの集票構成 |
| 9番人気馬サクラギャラクシーの集票構成比 |
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この記事に対するコメント |
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midwinterより(2006/03/14 00:04)
長年培ってきた「勘」(嘲笑)に基づいて、あちきが「変!」と思ったことをデータ検証してくれてありがと♪ やっぱりここへ通報して良かったヮ(笑) それにしても、90万円1点勝負で配当7000万円ッスか・・それも16頭立ての馬単・・ありえね〜、うさんくせ〜(^^; でも、失敗してればこっちも気づかなかっただろネ (ところでコメントリンク↑が違ってるやうです^^) |
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