ロックドゥカンブ消しのこれだけの理由

2007/10/17(22:30)

おそらく菊花賞で断然の一番人気になるであろうこの馬ですが、私は切りで行こうと決めています。
ただ、いたずらに切りというだけでなく、これだけの理由があるというのをお見せしたいと思います。

1)指数が低い
 私はオリジナルJ☆指数で予想を組み立てるのですが、この馬の指数は過去4走で67が最高であり、ダービー2着アサクサキングスの73、神戸新聞杯ドリームジャーニー73と比べて大きく見劣るものです(斤量2kgの補正を含めて)。

2)鞍上不安
 騎乗する柴山騎手ですが、移籍1年目はかなりの成績を残したのですが、その内容はほとんどは小回りでのもの。京都での騎乗回数も少なく、未だ勝ち星無し。2度の坂越えに対応できるのかわかりません。

3)血統の不安
 父Red Ransomは、ロベルト系でもあり、一見長距離にも対応できそうに見えるのですが、日本に持ち込まれた産駒の成績を見ると、この馬以外は芝・ダートの短距離での勝ち星が多く、芝は1800止まり。。芝・距離に対して耐えられるのか疑問です。
芝2000m以上 3−2−3−28
(この内2つが同馬。もう一頭は99年未勝利で1勝があるだけ)
ダ1200 6−3−6−42
芝1200 5−0−5−25
芝1800 5−3−2−22

4)高速馬場への疑問
 過去4走それぞれレース内容は悪くないのですが、その馬場は阪神、中京、福島、中山と洋芝、小回りの競馬場での成績であり、東京、京都、新潟等の高速馬場への対応が未知であります。

5)上がり競馬への疑問
 4)とも関連するのですが、今回のレースはスローの上がり勝負に持ち込まれる可能性が非常に高いと見ています。この馬は過去4連勝のうち、最高上がりをマークしたレースは一度もなく、新馬戦は34秒台ではありましたが、その他は35〜36秒台である点から、切れ味で劣っているのは否めません。

6)南半球産馬である点
 ここ数年持ち込まれることが多いのですが、斤量で恵まれるという恩恵がありながら、OPで好走した例が極めて少ない点があります。見た目は人気になる場合が多いのですが、結果的に足らない(キンシャサノキセキ、コスモシンドラー、ヴリル・・・)場合が多い気がします。

まぁ、思いつくだけでこれだけの理由がある以上、馬券は買えないなというのが結論です。

切れ味がない分前で競馬し先に仕掛ける必要があるし、ただ、前にはアサクサキングスやサンツェッペリンなどの粘り強い馬も多く、他には33秒台を楽に出せる馬がゾロゾロいる展開で、鞍上が的確な判断を下し、馬券圏内に残れる期待は少ないでしょう。

当日どう馬券を買うかは、前日予想でアップしたいと思います。

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