リゲイン総研ＫＴＲ分室 - 第55回川崎記念は◎サカラート(ヴァーミリアン半兄)が４着惨敗

枠	馬	馬名	所属	性齢	斤量	騎手	単勝	馬単	印	着
1	1	サカラート	JRA	牡6	57	後藤浩	2.9	12.3	◎	４
2	2	アジュディミツオー	船橋	牡5	57	内田博	3.7	7.2	△	１
3	3	チョウサンタイガー	川崎	牡6	57	酒井忍	52.2	66.9	▲	５
4	4	ウツミジョーダン	川崎	牡6	57	石崎隆	87.0	113.6	×	６
5	5	ニューシーストリー	兵庫	牡5	57	永島太	0.0	0.0	取	消
6	6	ティーケーツヨシ	川崎	牡6	57	石崎駿	139.1	243.6		８
6	7	タイムパラドックス	JRA	牡8	57	武　豊	5.1	5.0	×	３
7	8	タフネスゴールド	金沢	牡7	57	山中利	139.1	503.4		９
7	9	シーキングザダイヤ	JRA	牡5	57	ペリエ	2.2	☆☆	○	２
8	10	ノボトゥルー	JRA	牡10	57	ルメー	38.0	45.1		７
8	11	オグリガード	笠松	牡4	56	安藤光	208.7	1078		10

≪展望≫

　以前より言及していように当研は地方競馬におけるダート重賞の中で一部の交流ＧＩには国際競走化の青写真が存在すると想定をしている。平成18年度は「フェブラリーＳ」が(混合)を維持するから、それに先行して交流重賞が国際化する可能性は低いので、本競走は来年も現在の装丁を変更しないだろうから、俗に言う「旧世代」を起用して「棚上げ」する可能性もあるが、今年の本競走は「国際化」の為のイニシャライズが行われるはずである。
　としたのは昨年末の「東京大賞典」での展望の頭書だが、ここも考え方は同じ。
　南関東の重賞が３週連続取消発生戦となった。1/11(水)第50回船橋記念(01-07-08)が04番、1/18(水)第TCK女王盃(02-05-10)は15番。そして第55回川崎記念では05番が取消した。これでタイムパラドックスの連年起用は無くなった訳だが、ならば昨年１着馬のゼッケンを着けたシーキングザダイヤからの馬券でいいのか？非常に悩むところである。
　昨年末の「(農)東京大賞典｣の後検量ではアジュディとパールが反転する結果をこの「川崎記念」に投影していた訳だが、この出走しようがしまいがオッズにも結果にも影響の無さそうなニューシーストリー号は東京大賞典１着同枠馬というポジションを背負っていたのである。出走頭数が異なるので枠番は相違するがゲート番も05番。
　今、少し悩んでみる..と言っても明日は月１回の12時間労働日なので既にフダ(馬券)は購入済なのだが...笑
　で、悩んだ結果、買った目以外を晒しても仕方ないので初動段階のまま目を採った。想定したシナリオ性は「兄弟対決」。先日の「平安Ｓ」を２着に負けたヴァーミリアンは｢馬体重２ケタ増」や「落鉄」など「負けて尚強し」のイメージ偽装の材料が多い。さらにスカーレットベルも年明け早々に４勝目を挙げたことや今年ＪＢＣの舞台となる「川崎」なども鑑みた。

買い目　

三連複　▲03番→01,02,04,07,09　　　　　　　　　　　計10点

三連単　◎01番→○09△02▲03→×04×07○09△02▲03　計12点

結　果）アジュディミツオーが押してハナに立ち、ハイペースで後続を引っ張る展開。サカラート、シーキングザダイヤが続き、少し離れた中団グループにタイムパラドックス。２周目３コーナーでアジュディミツオーと後続の差が詰まり、直線入口でサカラートとシーキングザダイヤがこれに並び掛けた。だがアジュディミツオーはしぶとく粘り、そのまま後続を封じてゴールイン。クビ差２着にシーキングザダイヤ、３着は追い込んだタイムパラドックス。再現ストレート。

３連複02-07-09\280　３連単02-09-07